名刺を受け取る

名刺の受け取り方にもマナーがあります。名刺は基本的に下の立場の者から渡すので、就活名刺は当然就活生から渡します。同時交換の時以外は絶対片手で名刺を受け取ってはいけません。この時気を付けなくてはいけないのは、名刺の名前や会社名を指で押さえてはいけないということです。受け取るときに「頂戴いたします。」と一言添えます。その場限りの挨拶であれば、受け取った名刺は名刺入れの中にしまいます。そのあと着席して面談するのであればテーブルの左側に相手型の席順に従ってならべておきます。名刺に何か書いたりするのはもちろんいけません。

ここまで読んで何か面倒くさいなって思われた方や作らないほうがいいやと感じた方もいるかもしれません。しかし、就職活動という人生の一局面よりもっと広いところを見てください。名刺交換は人と人とのコミュニケーションの一環なのです。名刺交換を実践することによりあなたのコミュニケーション能力は確実に上がります。社会人としての雰囲気が出てきます。あなたも先輩が社会に出たとたん雰囲気や立ち振る舞いが変わったのを見たことがあると思います。名刺交換をこなしていくうちにあなたにもそういった雰囲気が身についていくのです。就職活動は全人格的な勝負だと思います。そういう勝負の中で他の学生よりも人間的に一歩先んじることができるのです。

名刺の渡し方

就活名刺を作ったからには名刺の取扱いマナーも知っておいてください。せっかく名刺を渡しても渡し方や受け取り方がなってないともしかしたらマイナス印象かも知れません。学生相手なら笑って許してくれると思いますが、まるで社会人のように名刺を取り扱えているのであればものすごく好印象です。

まず、名刺はポケットや財布から取り出してはいけません。名刺入れから取り出してください。なんだ名刺入れも買わなくてはいけないのかと思われた方々、そうなんです、名刺と名刺入れはセットなんです。100円ショップのプラスティックのものはやめておきましょう。社会人であれば必ず革製の名刺入れを使用します。相手方は名刺入れも見ています。社会人になれば必ず買うのですからこれを機会に好きなブランドの名刺入れを買ってもいいですし、合皮製なら1000円前後のもの売っています。お財布事情と相談して必ず上質の名刺入れを購入してください。

名刺に汚れや折れがないか確認します。必ず立って渡してください。また、テーブル越しに渡してはいけません。名刺入れを両手の下の三本の指で保持し、その上で名刺を親指と人差し指で持ちます。自分から見て名刺が逆さになる向きにして両手で相手方に渡します。慣れれば簡単です。笑顔で○○大学の○○ですと言って渡してください。ここまでできれば名刺の渡し方は十分でしょう。好印象を残せたはずです。

どんな名刺を作る?

就活名刺を作ると決めたからにはどんな名刺を作るかが問題となります。まず、自宅のパソコンとプリンタで作るのは絶対にNGです。自分で作るくらいなら作らないほうがましです。それほど、自作の名刺は印象が悪いです。社会人の中でもときどき明らかに自宅のパソコンで刷ったと思われるインクの滲んだ名刺を渡す人がいますが、心象は最悪です。学生なら許されるかも知れませんが、社会人であれば常識がないと思われる行為を就活時にしてはいけません。高性能のプリンタで刷っても自宅で作った名刺はすぐにバレます。就活用の名刺を作ってもらえる業者に頼みましょう

業者に頼むことは決めました。大体いくらくらいでしょうか。まず、名刺は100枚単位でしか頼めないところが多いです。最初は100枚にしておきましょう。後で修正したくなるかもしれないからです。相場は片面モノクロで1000円前後といったところでしょうか。カラーだともうちょっと値段が上がります。

デザインは好みによりますが、あまり派手ではなく使う色も黒以外に1色か2色程度に抑えておきましょう。記載事項は、氏名・住所・電話番号・メールアドレス、大学名・学部名・学科名研究室名などです。就活名刺であればアピールポイントを書いておいてもいいかもしれません。また、顔写真を入れるのもありです。ただ、値段は少し上がります。せっかくの機会なので名刺作りを楽しんでみてください。